ID　：　14856

公開日　：　2010年 1月27日

タイトル

八幡浜官材協組：製材の安定供給へ、共同加工施設を新設－－３月着工　／愛媛

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/ehime/news/20100128ddlk38020671000c.html

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写真:

　

南予地方の製材業者らでつくる八幡浜官材協同組合（菊池正代表理事）は２７日、県内産ヒノキなどを扱う共同製材加工施設を新設することを発表した。大洲市成能の同組合製材置き場に今年３月着工予定で、 設置費用は約１０億６０００万円。県が約半額を負担する。県内産ヒノキ生産量は全国一だが、近年減少傾向が続いており、県は新施設完成による活性化に期待している。
　県は今年度に国の補助金で創設された総額３７億円の「森林そ生緊急対策基金」から支出する。県庁で記者会見した菊池代表理事らによると、現在は組合に加盟する５業者が個別に製材をしているが、施設を集約化 することで効率的な加工が可能になり、製材を安定して供給できるようになる。供給が安定すると、取引先からも信頼され、売上増につながり、県内の原木生産者も供給先を確保できる利点もあるという。
　加工施設は今年８月末の完成を目指し、１３年度にはフル稼働する予定。約２万９０００平方メートルの敷地内に、貯木場なども設ける。製材を乾かす際に使う乾燥機の燃料には施設で出た木くずを使う。

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