ID : 14855
公開日 : 2010年 1月26日
タイトル
製材所の木くず生かせ 津山に新素材ベンチャー
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20100126-OYT8T01316.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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試験生産開始 プラスチックに混ぜ製造 プラスチックに木くずを混ぜた新素材「ウッドプラスチック」を使用した運搬用パレットの製造拠点が、津山市の県営久米産業団地に完成した。新素材は東京大大学院教
授が開発。秋からの本格稼働に向け、同産業団地で試験的な生産を始めた。木くずは津山地域に多い製材会社などから入手することにしており、津山市も地元への経済効果や、製材くずの再利用が広がることを期待して
いる。
ベンチャー企業「ウッドプラスチックテクノロジー」(本社・東京都文京区、原嶌和雄社長)の岡山工場で、同社は2008年2月に設立された。技術顧問は、新素材を開発した安藤直人・同大学院教授。団地内の8800平方
メートルを借り、鉄骨平屋(約1200平方メートル)の工場を新設した。投資額は約10億円。
津山地域に製材会社が多く、原料である製材くずを入手しやすいことから、生産拠点として同工業団地を選んだ。今秋の本格稼働後は月間1万枚の生産を目指し、2010年度の出荷額は約5億円を見込む。本格稼働に
合わせ、従業員10人程度を採用する予定だ。
新素材はプラスチックが約4割、製材くず約6割で構成。従来のプラスチック製品より、温度変化による変形に強いとされる。また、プラスチックの使用量が少ないことから、価格を1割程度抑えることができるという。廃
棄される製材くずを活用することで、環境対策にもつながると期待される。
津山市企業立地課の高務雅彦課長は「ベンチャー企業が津山市で発展することは喜ばしいし、地元の木材業界への経済波及効果も期待したい」と話している。
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