ID : 14806
公開日 : 2010年 1月27日
タイトル
憂楽帳:木製バッグ
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新聞名
佐賀新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20100122k0000e070065000c.html
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元urltop:
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写真:
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バッグは布や革で作るものと思っていた。だが、十和田湖畔(青森県)の民芸品店で目にとまったハンドバッグは10万円以上もする木製。木目や地肌が美しく、滑らかな手触りで軽い。仙台市に工房、ギャラリー
を構える熊野聡さん(54)の作品だった。
仙台たんすの職人の家で育つが、家業は弟が継ぎ、「新しい物を作りたい」とオルゴールの制作にも取り組む。バッグはデザインを追い求めるだけでなく、持ちやすくし、強度も高めなければならない。木によって乾燥の
仕方も変わる。ちょうつがいは小さな木の部品を組み合わせていた。
祖父は宮大工の仕事もした。作る物は時代によって変わっても、技は引き継がれている。材料の木は何十年、何百年と育って製品になり、「樹齢ほど長く使える物を作りたい」と言う。
アタッシェケースは7万~8万円で買えると聞き、使ってみたくなった。誇れる手業は持っていないが、いつか長年使い込んだ木製バッグを子供に与え、手仕事の素晴らしさを伝えたい。
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