ID : 14618
公開日 : 2010年 1月 7日
タイトル
合法木材の普及に貢献、市内の2企業・団体が全国表彰
.
新聞名
北海民友新聞
.
元URL.
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/100108_1.htm
.
元urltop:
.
写真:
写真が掲載されていました
.
国有林の不法伐採(盗伐)などがニュースとしてクローズアップされるなか、このほど2009年合法証明木材等普及推進シンポジウムが東京木材問屋協同組合木材会館で開催され、合法木材の普及推進に貢献し
た全国の11企業・団体が表彰された。緑の循環森林認証(SGEC)を推進してきた紋別市内からは2企業・団体が表彰を受けるという快挙となった。業界関係者は「オホーツク圏域の木材のイメージアップに結びつく」と高
く評価している。
合法木材供給部門で、社団法人全国木材組合連合会(全木連)会長表彰を受けたのは、上渚滑町の佐藤木材工業株式会社(佐藤教誘代表取締役社長)。佐藤木材工業は昭和7年の創業。創業社長・佐藤義雄氏の全盛時
代には下駄生産で東洋一の実績を誇った。続いて坂野徳三郎社長(現・木健社長)の時代に割り箸生産で、同じくトップ。現社長時代に突入後は、カラマツ集成材の出荷、森林認証の推進などに力を注ぎ、全国に先駆け
て「緑の循環森林認証(SGEC)」を取得。網走西部流域(遠紋)が国内最大の森林認証地帯となる旗ふり役を努めた。こうした森林の管理に活躍する最新機も同社で導入した。この機器はWELTE社製(ドイツ)の高性能
複合森林施業機「コンビマシン」で、国内初の導入となり、昨年10月には国内メーカーの最新機と合わせて展示会、デモ運転も行われた。同社は、農林水産大臣賞(林業模範経営)、全国木材組合連合会表彰(木材供給シ
ステムの優良事例)など数多くの表彰歴がある。
合法木材普及推進で、違法伐採対策・合法木材普及推進委員会会長表彰を受けたのは、元紋別の紋別林産加工協同組合(富岡昌昭代表理事)。昭和60年秋、当時の紋別市森林組合(現オホーツク中央森林組合)など5
団体が出資し、工場の基礎をコンクリートでガッチリと固めるなどし、狂いの生じない木材の生産工場として産声を上げた。同組合は社団法人・全国木材市売買方組合連合からも「JAS製材品普及推進展示会で日本農林
規格に基づく製品を数多く出品。製材技術、商品価値が高い」として表彰を受けており、全国表彰は2度目。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。