ID : 1563
公開日 : 2006年 8月28日
タイトル
バット職人 素材を超える技術なし100万本触れ養った眼力 木の心
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/shitei/te60829a.htm
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元urltop:
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写真:
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粗削りした原木を木工用のろくろで回し、丸ノミの刃を押し当てる。木屑(きくず)がわき上がり、次第にバットの美しい曲線が姿を現す。
岐阜県養老町のミズノテクニクス社の工場。名和民夫(39)は削り終えた木にノギスをあて、目指す通りの寸法のバットに仕上がっていることを確かめると、表情を和らげた。
名和はいま200人を超えるプロ野球選手のバットを手がけている。
「もう打てそうな気がする」と、昨年6月、名和のバットを使う広島カープの野村謙二郎(39)が人づてに伝えてきた。間もなく広島市民球場でのヤクルト戦で、野村はその通りに「一流」の証しの2000本安打を達成。「こ
の仕事をやってきて、よかった」と名和は感慨をかみしめた。今年5月に横浜ベイスターズの石井琢朗(36)が2000本安打を放ったのも名和のバットだった。
新聞を手にすると、まずスポーツ欄を開き、自分のバットを使う選手の成績を見る。ナイター中継も単純には楽しめず、つい“顧客”の調子はどうか、自分がつくったバットの具合はいいかと、仕事のことばかり考えてしま
うと、名和は苦笑する。
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