ID　：　14543

公開日　：　2009年 12月25日

タイトル

ロシア、原木への高率関税延期

新聞名

MSN産経

元URL.

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/091225/erp0912252225009-n1.htm

写真:

　

　タス通信によると、ロシアのプーチン首相は２３日付で、針葉樹など原木に対する８０％の輸出関税について、２０１０年と１１年は導入しないとの政令に署名した。ズプコフ第１副首相が２５日発表した。
　ロシアは当初、今年１月から８０％の輸出関税を課す予定だったが、昨年末に１年延期を決定。首相は今年１０月、１０年１月からの実施についても延期すると表明していた。
　８０％という高率の輸出関税は事実上、原木の禁輸措置となる。実施延期の背景には、木材加工業の育成が遅れ、当面は原木輸出に依存せざるを得ない国内事情があるとみられる。
　ロシア政府は加工品輸出を拡大するため、原木の輸出関税を０７年以降段階的に引き上げ、現在は２５％となっている。日本の製材業者はこれに伴い、国内や北米からの調達拡大を進めている。（共同） [PR]≪30日間無利息≫！　今なら金利がおトクなプランも実施中！ [PR]藤

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