ID : 3362
公開日 : 2007年 4月 2日
タイトル
中国、ネット供養サイト急増…墓地不足解消へ政府奨励
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20070402nt01.htm
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元urltop:
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写真:
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年間死亡者数が約800万人に上る中国で、国家的課題になっている資源節約を柱にした「葬儀改革」が急速に進行している。逼迫(ひっぱく)する墓地用地や木材の節約につなげようと、遺灰を海など自然に帰
す「散骨」から、仮想空間に墓を建ててまつる「ネット供養」まで、政府が積極的に宣伝、奨励に乗り出している。(中国遼寧省大連で 竹腰雅彦、写真も)
「プラスチック類は一緒に流さないでください」。船が出港して約30分。「散骨」指定海域に到着したことを告げる爆竹の音を合図に、遺族の手から白い遺灰が海にまかれてゆく。瀋陽市政府が募集し、3月24日、大連沖
で今年初めて行った「海葬」の一シーンだ。
参加者は約70人。遺族の手元に残るのは「海葬」の証明書だけ。故人は市関連の葬儀会社が運営するインターネットサイトに無料で墓が作られ、まつられる。父親を送った高俊苹さん(50)は「故人の遺志。昨年は母も
海に送りました」と抵抗がない様子。
「海葬」担当者は「環境保護と土地資源の節約を考えて提唱している。以前は年2、3回だったが、今は10回は行う」と話す。故人1人当たりにかかる費用は総額800元(1元は約15・5円)で、数万元かかる一般的な墓
の建立に比べ、経済的なことも売り物だ。中国民政省は現在、「海葬」だけでなく、散骨地に木や花、芝などを植えて緑化する「樹葬」「花葬」「草葬」などの自然葬や、便利な「ネット供養」を積極広報し、利用を促すよう全
国に再三、通知している。
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