ID : 14293
公開日 : 2009年 12月 8日
タイトル
夫婦の夢 里山ログハウス
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20091207-OYT8T01370.htm
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元urltop:
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写真:
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基山町の里山に、夫婦が手作りのログハウスや眺望風呂を設け、癒やしの場として開放している。妻の乳がん手術を機に「残りの人生は好きなことをしたい」と、約15年をかけて夢を形にした。夫婦は「皆さん
に喜んでもらいたい」と話している。(柿本高志)
中野英機さん(69)と妻敬子さん(66)。整備したのは町役場から約300メートル離れた所に所有する里山で、「心身の癒やしの場・菜花野(なかの)」と名付けている。
敬子さんはアパレルメーカーで働いていた50歳の時、がんの手術を受けた。「心身をぼろぼろにして働くより、好きな花と自然に囲まれて心安らかに暮らしたい」。仕事を辞めて荒れ放題だった里山に草花を植え、各地
の観光地を見て回り整備する構想を練った。
不動産管理会社に勤めていた英機さんは、妻の生き生きとした姿に触発され、定年2年前の63歳で退職。知人や業者に依頼して重機で約1600平方メートルの土地をならし、敬子さんのデザインを基に、廃屋から出た
柱や知人にもらった木材でログハウスなどを整備していった。足りない材料はホームセンターで購入。造成費や材料費の千数百万円は退職金や預金で賄った。
3年前に約30平方メートルのログハウスと、福岡県・耳納連山まで見渡せる展望デッキが完成。今年5月、鉄製の風呂釜を補修し、脱衣所を新築して眺望風呂を設けた。10月末にはログハウス近くにレンガを積み重ね
、ピザを焼く石窯も造った。
ログハウスでは、夫婦がコーヒーでもてなす。希望者は事前に連絡すれば風呂や石窯を利用でき、「仕事のストレスを解消できる」と福岡市から訪れる人もいるという。
「夫が楽しそうに過ごしているのが何よりうれしい」と目を細める敬子さん。英機さんは「体力があるうちに退職してよかった。長く親しんでもらえるよう手入れを続ける」と話している。
問い合わせは英機さん(090・1345・7692)へ。
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