ID : 14127
公開日 : 2009年 11月25日
タイトル
森林認証でネットワークを強化~新たに2万4000ヘクタールを取得へ
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新聞名
北海民友新聞
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元URL.
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/091124_2.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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国内最大面積の「認証林」(緑の循環・森林認証会議認定=SGEC)を抱える西紋地域で、道、市町村、森林組合など各種団体が広域で森林振興に向けスクラムを組み、「オホーツク産材」の売り込みが一段と
強化されている。このほど「西紋地区林業・林産業に関する懇話会」(尾田親晴座長=興雄地区森林育成協同組合理事長)が、オホーツク流氷公園あおぞら交流館で開かれ、今後も結束の輪を強化。更に森林認証取得に
向けて連携をを深めることにした。
森林認証取得に向けて本格的に動きはじめたのは、ここ5~6年のことだ。紋別市でも様々な団体を創設しているが、西紋広域で取組みをスタートさせているのが同懇話会。事務局は紋別木材協同組合(佐藤教誘理事
長)に置き、山田龍事務局長が資料などの取りまとめを行っている。代表となる座長は紋別、興部、滝上、雄武の団体が持ち回りで引き受けている。
ことし第1回目となる同懇話会は、あおぞら交流館で開かれた。同公園の一部供用(15日)が始まったが、施設内に研修室も併設している。同懇話会が研修目的での初の利用団体となった。
懇話会では今期の座長、尾田理事長が「地域連携で発足して5年間活動を続けてきたか、SGECと(そこから出る材木を加工する)COC事業体の認証所得を広げ、認証材の優遇措置が得られるよう力を注いで行こう」
と挨拶を行った。続いて山田事務局長が報告、情報提供、討論議案などを提案した。
認証林の取得面積は、網走西部流域(遠紋)で29万6738ヘクタールに達し、認証率は森林全体の78%に達する。自治体別では広い国有林(5万8530ヘクタール)を持つ滝上町が最も多く6万1811ヘクタール(認証率89
%)を誇っている。次いで紋別市が4万9659ヘクタール(同75%)などと続いている。今年度からオホーツク中央森林組合(阿部徹組合長)が3年計画で私有林の取得に取り組み、手続きや費用の煩雑さを解消。森林組合
と所有者が施業受委託契約を結び、一括申請する管理者認証取得の方式を導入。市町村の支援で手続きを進行中だ。森林組合員の私有林2万4000ヘクタールの取得要望も寄せられていることも明らかにした。
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