ID : 13975
公開日 : 2009年 11月10日
タイトル
「現代の名工」に大井さん 木製家具製造でお家芸は「組子」
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新聞名
山陽新聞
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元URL.
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009111010193344
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写真:
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本年度の「卓越した技能者」(現代の名工)に9日、香川県内から木製建具製造工の大井淳一さん(66)=高松市多肥上町=が選ばれた。県内での現代の名工は、33人となった。
「香川の建具業界全体が評価されたということなのでしょう」。建具の世界に入り半世紀。木の香りが漂う作業所の一隅で、決定の知らせを謙虚に喜ぶ。
細材をくぎを使わずに組み付ける日本独自の「組子」がお家芸。建具職人の最高技術とされ、仕上げた障子や窓、戸などが木のぬくもりを室内に与えるだけでなく、装飾としてしつらえた緻密(ちみつ)な幾何学的デザ
インが住む人を楽しませる。
「子どものころ、物を作り出したら何時間でも座って取り組んでいたそうです」。集中力に感心した小学校の担任の勧めもあり中学卒業後、親せきが経営する旧白鳥町の建具店に弟子入り。20歳のころ独り立ちした。
寸法を決め木を切り出し、接合部を形成。切り出した木はさらに、のこぎりを引き加工する。木々を組む作業はこうした過程を経るが、刃物の切れ具合や木の硬軟を体得しなければできない作業でもある。「修業時代、
先輩が手取り足取りということはなかったですね。すべてやってみて、怒られて、です」
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