ID : 13874
公開日 : 2009年 11月 1日
タイトル
見て・触れて・歩いて確かめよう モデルルーム見学のポイン
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/rakujyu/special/rs91102a.htm?from=ichioshi
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元urltop:
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写真:
イラストが説明として掲載されていました
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新築マンション選びに欠かせないのは、モデルルームと現地の見学。すでに建ち上がっていれば、実際の住戸が見られる場合もあるが、竣工前はパンフレットとモデルルームでのチェックが欠かせない。「ここ
だけは見落としてはダメ!」という点をまとめてみた。
長い目で住空間をチェック
モデルルームでまず確かめるのは、室内の「立体感」だ。天井の高さや部屋の広さ、収納スペースの奥行き、小梁や柱の出っ張り、室内の段差など、パンフレットではわからない点こそ十分に見よう。現在、使っている家
具を引き続き使う場合は、あらかじめ家具の大きさを測っておき、モデルルームにメジャーを持ち込んで、確認することがおすすめだ。
同居する家族とともに見学に行き、子どもの年齢や身長と照らし合わせ、住空間が快適かどうかも考えなければならない。家族に幼児や高齢者がいる場合は、玄関や水回りなどに手すりがあるか、床材は滑りにくいか
など、安全性の点からもチェックを。
家族の成長や老化などのライフステージに応じてリフォームできるかなど、将来も見据えた長期的な視点が必要だ。
等身大の生活思い描いて
モデルルームでは、部屋を広く見せるために小さめの家具が置いてあったり、畳が今の家のサイズとは違っていたり、自分たちの生活に必要な家具や家電が展示されていないこともある。美しいインテリアに惑わされ
ず、等身大の自分の生活を思い描きながらチェックしよう。
モデルルームと希望する住戸では間取りが違うこともあるが、実際に住む気になって、キッチンから洗面室などへ動きやすいかや、毎日使う浴室、トイレなどの大きさや機能性は十分かを判断する。住宅設備や内装、建
具などが手入れしやすい部材かも、「家事をする身」になって見ることが大事だ。
収納スペースは必ず扉を開けて、中の容量や棚の様子を確かめる。1室あたり1つの収納スペースが理想だが、家族の成長とともに家財道具は増える。入居までに現在の収納物を整理し、スリムにすることも大切だ。
模型や資料映像にも情報は満載
敷地の向きと形、周りの道路の位置や幅、住棟の配置と向きなどはパンフレットに書かれている。住棟、緑地、駐車場を含めたランドプランは、モデルルームで模型が展示されていることもあるので、全体のバランスを
確認しよう。
マンションの共用部分についても、モデルルームで模型や資料映像があれば確かめる。集会室や子どもの遊び場など共用施設がどの程度充実しているかは、マンションの規模によっても異なる。
<モデルルームのチェックリスト>
<室内全般>
□床の材質は滑りやすくないか
□内装や建具の色柄はどうか(選べるか)
□コンセントの位置と数は適切か
□収納スペースの容量は適当か
□開口部からの採光や通風は良好か
<玄関・開口部・廊下>
□施錠方法は安全か
□げた箱の収納量は適切か
□廊下の幅や段差に問題はないか
<キッチン>
□広さは十分か
□カウンターの高さは体にあっているか
(選べるか)
□家事をする時の動線はスムーズか
□冷蔵庫や電子レンジを置く広さはあるか
□掃除のしやすさはどうか
<浴室・洗面室・トイレ>
□浴槽の追いだきが可能か
□浴槽はまたぎやすい高さか
□浴室やトイレに手すりはついているか
□洗面台の高さは適当か
□コンセントの位置は適切か
□すばやく換気・乾燥できるか
□備品の収納部は十分あるか
敷地へ出入りする人と車の通路は安全に設計されているか、マンション全体の防犯体制がどう構築されているかのほか、敷地内の植栽計画、夜間の照明計画などは、入居後の安全・快適な暮らしを左右する重要なポ
イント。エレベーターの位置・台数・大きさ・停止階、駐車場が平面の自走式か機械式か、ペット飼育の可否などもモデルルーム見学の時に聞いておこう。
周囲の街並みも歩いて体感する
モデルルーム見学の際には、必ず現地周辺を歩いてみよう。パンフレットや地図を参考にしながら、最寄り駅やスーパーなど生活施設へも実際に歩いて行く。不動産広告では、徒歩1分80メートルで換算されているが、
これは地図上の直線距離。実際には人によって歩く速度は違うし、途中で坂道や信号があれば、表記通りには到達しないことも。最寄り駅までの所要時間、通勤・通学時のダイヤ・本数・混雑状況、終電・終バスの時刻など
も、ついでに確かめておくとよい。
家族の年齢やライフスタイルによって、必要な生活施設は異なるので、学校や病院、図書館、銀行、公園など、わが家らしい生活ができるかという観点から街を見ることも大切。近くのスーパーをのぞけば、物価の度合
いもわかるし、だいたいどんな人が近所に住んでいるかも見当をつけられる。近所で建設が予定されている生活施設があるかどうか、モデルルームのスタッフに聞くのも効果的だ。
街並みの美しさや緑地の豊富さ、夜間に点灯する街灯の位置と数などに目を配り、できれば、平日と休日、昼と夜など日時を変えて複数回、現地を見学するとよい。平日と休日では騒音や空気の質、道路の込み具合が
違うことがあり、複数回見学していれば、入居後に「しまった」と思うようなことも減るはずだ。
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