ID　：　1513

公開日　：　2006年 8月20日

タイトル

六ケ所村郷土館で本州最北の丸木船など展示

新聞名

デーリー東北新聞

元URL.

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/08/22/new06082207.htm

元urltop:

写真:

　

六ケ所村立郷土館（相内重男館長）で、特別展「丸木舟と漁」～青森県六ケ所村の伝統漁業～が開かれている。三十一日まで。
　六ケ所村泊地区の丸木舟は本州最北のものとして知られる。全長四・五―五・六メートルほどの小型の舟は、岩礁の多い海岸部でウニ、アワビ、昆布などの漁に使われたという。
　会場には、ブナやカツラの大木をくりぬいて作った丸木舟や、ブナの木二本を合わせて船体を作る「丁合わせ」、大正時代以降から使われた船底の「ムダマ」と横板の「カイゴ」を組み合わせて作る「カッコ舟」など計七 隻が並んでいる。
　海中を見てウニなどを探す箱メガネやウニ採り用のヤス、アワビカギなどの漁具、木を削り取る〝チョンナ〟などの道具も展示している。
　また、泊地区で丸木舟やカッコ舟を使った漁、村の伝統漁業の尾駮ニシン漁、砂浜海岸での地引き網漁の様子も写真で見ることができる。

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