ID : 13644
公開日 : 2009年 10月20日
タイトル
“東京の木”日常生活に 多摩産材の家具 魅力発信
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20091020/CK2009102002000211.html
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元urltop:
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写真:
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あきる野市の木工職人らでつくる組織「あきがわ木工連」(鈴木純一代表)が、多摩産材を活用し、長年培った技で作り上げた家具の展示会「細工は流々(りゅうりゅう)…展」を二十日まで、新宿区の新宿パークタ
ワー内リビングセンターOZONE六階特設会場で開いている。入場無料。同組織のプロデューサーを務める佐藤真富(まとみ)さん(61)は「“東京の木”を日常生活に浸透させたい」と話している。 (西川正志)
会場にはスライド式の引き出し付きテーブルや、背もたれにさまざまなデザインが施されたいすなど約三十点の家具が並べられ、制作した木工所もパネルで紹介されている。
あきがわ木工連ができたのは今年二月。佐藤さんは同市内などの木材業の事業主らでつくる秋川木材協同組合からの依頼で、多摩産材の家のPRを手掛けていたが、「高価な家より、身近な家具を通じて多摩産材の魅
力をアピールしたい」と痛感。同市内の木工所に結成を呼びかけた。
今回、展示した作品のほとんどがスギ製。「スギは保温性は高いが、軟らかくて反ってしまう性質があり、そのままでは家具に向かない」と佐藤さん。そこで幅二センチの短冊状にスギを切り出し、巧みに組み合わせて使
うことで、反る性質を抑えた。こまやかな組み合わせが、見た目にも美しい。
今回初めて取り組んだ展示イベントだが、訪れた人からは「多摩産材って何?」という声が聞かれたという。佐藤さんは「まだまだブランド力が足りない。でも、量産志向ではなく、職人が丁寧に作り上げた家具の魅力を
地道に発信していきたい」と話している。
問い合わせは佐藤さん=(電)042(596)5080=へ。
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