ID : 13599
公開日 : 2009年 10月17日
タイトル
文化審答申:石谷家住宅、県内15件目の国重文 地元木材と技の粋--智頭
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20091017ddlk31040706000c.html
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元urltop:
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写真:
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工程や建築資料も残る
智頭町の「石谷家住宅」が16日、国の文化審議会の答申で重要文化財になることが決まった。近代和風建築の姿を伝えるとして、敷地を含めた住宅全体が評価された。県内建造物では、重文は15件目。
県教委文化財課によると、石谷家住宅の母屋と家族棟は1919~1929年にかけて地元の棟梁(とうりょう)が建設。座敷棟など江戸、明治時代から改築を重ねてきた建物もある。
はりに松の巨材を利用した広い土間がある木造2階建ての母屋をはじめ、いずれの建物も町特産の杉などさまざまな木材を利用。建築の工程や材料を記した資料が残っていることも価値を高めた。庭を含む屋敷全体
の保存状態が良好だったため、敷地も指定された。
智頭町は江戸時代、山陰と山陽を結ぶ宿場町として栄えた。石谷家は17世紀後半に移り住んだと伝えられる旧家。町の強い要望によって00年、建物の大半が町に寄贈された。
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