ID : 13575
公開日 : 2009年 10月14日
タイトル
フィン・ユールの北欧家具とその作り手―特別展が名古屋で
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新聞名
エキサイト
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元URL.
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_9269/pid_1.html
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元urltop:
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写真:
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北欧家具ファンにとって、フィン・ユールの名前は特別なものだろう。そんなフィン・ユールの展覧会「フィン・ユールと名匠ニールス・ヴォッダー展」が10月14日から名古屋で開かれる。
デザイナー、建築家/フィン・ユール(1912-1989)
北欧家具と言えば、ハンス・J・ウェグナーやボーエ・モーエンセンなど、木や革の構造的な家具がよく知られるが、フィン・ユールはその中でも、彫刻的な木部と張りぐるみの家具を多く手がけ、温かみのある曲線が持
ち味の一つ。
NV-45(2P)/構造、樹種 ローズウッド
また無垢の木を削り出して生み出したまろやかな曲面も、一度でも触れば忘れられなくなる心地よさだ。今なお値段の張るものが多く、北欧家具ファンでもなかなか手が出せない希少性も魅力の一つになっている。
展覧会ではユールのデザインの作り手でもある名匠にも焦点を当てる。
というのもウェグナーなど多くの北欧デザイナーが職人として家具技術を学んだ後に、デザインを始めたのに対し、フィン・ユールは建築家としてキャリアをスタート。家具の技術を身につけていたわけではないが、建
築空間からの発想で家具デザインを生み出し続けた。
そんなユールの「手」となったのが名匠ニールス・ヴォッダーだ。
名匠/ニールス・ヴォッダー
独自の曲線の斬新さゆえ、なかなか受入れられなかったというユールのデザインを形にして、この世に送りだしたのがニールス・ヴォッダーなのだ。この工房でつくられた当時(1950年代)のオリジナル作品は、それこ
そ世界中のマニアが求める垂涎のアイテムとなっているという。
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