ID : 13563
公開日 : 2009年 10月15日
タイトル
「第3回 森の名手・名人フォーラム」
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新聞名
EICネット
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元URL.
http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=19540&category=
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元urltop:
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写真:
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NPO法人共存の森ネットワークでは、11月21日(土)から23日(月・祝)にか
けて、奈良県川上村において「第3回 森の名手・名人フォーラム」を開催い
たします。
自然を守り、自然と共に生きる――
近年噴出した「地球温暖化」や「生物多様性の保全」などの環境問題ととも
に、自然と人の在り方については様々な場面で語られています。
しかし、人と自然との共存・共生を考えるということは決して新しいことでは
ありません。私たち日本人は、国土の2/3を占める森や四方を囲む海から、
恵みを得て、最大限に活かす知恵や技を持ち生きてきました。
しかし、現代の暮らしは「お金で物を買う」ことが基本となり、人と自然の
距離が離れました。しかしそれは、わずか数十年前の話です。それまでは、
長いこと自然と人間が寄り添って暮らしていたのです。
NPO法人共存の森ネットワークでは、日本人がはるか昔から、集積してきた
知恵や技、考え方、価値観にこそ未来へのヒントがあると考えています。
林業やマタギ、木地師、茅葺き職人など、現代でもなお、自然と共に生き
る暮らしを営んでいる「森の名手・名人」※。名人とともに森や山村集落
に入り、話を聞き、森を肌で感じながら「自然とともに生きる」とは、ど
ういうことか、を学び、考えるのが「森の名手・名人フォーラム」です。
三回目となる今回は、古くからの林業地、奈良県吉野地方にて開催します。
室町時代から林業が営まれてきた吉野は、銘木、吉野スギ、吉野ヒノキの
産地として、知られています。
苦しい状況が続く日本の林業。国土の2/3を森が占めながらも、私たちは
海外から木材を買うという矛盾した状況の中にいます。かつて人が森を護
り、森が人を支えた関係から、私たちは森を放置し、その結果、森は荒れ、
様々な問題が起きています。
今回のフォーラムでは、多くの方々とともに、森と日本人のこれからにつ
いて考えていきたいと思っています。
《主 催》NPO法人共存の森ネットワーク
《共 催》奈良県川上村
《後 援》林野庁、奈良県、社団法人国土緑化推進機構、川上村森林組合、
吉野林材振興協議会、社団法人吉野川紀の川源流物語
《日 時》2009年11月21日(土)~23日(月・祝)
《場 所》川上総合センター やまぶきホール他(奈良県吉野郡川上村)
《参加費》25,000円(2泊3日)※初日シンポジウムのみは無料
《定 員》80名
《〆 切》10月23日(金)
《概 要》
〔初 日〕シンポジウムを開催します。吉野林業、生活文化に詳しい須藤護
氏(龍谷大学国際文化学部教授)による基調講演や速水亨氏(速
水林業代表)岡橋清元氏(清光林業(株)代表取締役)らが、日
本林業のこれからについてパネルディスカッションを行います。
終了後は、交流会を予定しています。
〔二日目〕三つのコースに分かれ、フィールドワーク、分科会を行います。
1.「吉野材の活用を知る」コース
製材、樽丸製作、製箸の現場などを回り、吉野材の活用につい
て昔の知恵と現代の工夫から学びます。
2.「林業のこれからを考える」コース
岡橋氏の作業道や天然磨き丸太の林業地、木材市場などを見学
し吉野林業の現在を学びます。
3.「山村の暮らしを学ぶ」コース
古くは木地師の里であった川上村の高原集落を地元の方と歩き
ながら、山村の暮らしを学びます。
〔三日目〕コースごとにフィールドワークの成果や参加者の意見を発表し、
共有をします。
フォーラムの詳細、お申し込み方法は、当団体のブログ↓からフォーラムのチ
ラシをご覧下さい。
→http://kyouzon.blog114.fc2.com/blog-entry-93.html
秋の吉野は紅葉が美しく、また地元のお料理も楽しんでいただく予定です。皆
様のご参加を心よりお待ちしております。
○お問い合わせ先
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NPO法人共存の森ネットワーク
〒151-0065 東京都新宿区住吉町1-20 角張ビル4階
TEL:03-5366-0788 FAX:03-5366-0688
MAIl:mori@kyouzon.org
担当:田代
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