ID : 13423
公開日 : 2009年 10月 4日
タイトル
市教委と住民木材運び出す
.
新聞名
読売新聞
.
元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20091004-OYT8T00103.htm
.
元urltop:
.
写真:
写真が掲載されていました
.
淡路・垣内遺跡 鍛冶工房跡の竪穴建物復元へ
運んできた木材をトラックから降ろす住民ら(淡路市黒谷で)=五斗長まちづくり協議会提供
淡路市黒谷・垣内(かいと)遺跡で出土した鍛冶(かじ)工房跡の竪穴建物3棟を復元するため、市教委と住民が3日、地元の山から建物に使う木材を運び出した。官民一体となったユニークな活動の始まりで、今後、柱を
立ててかやをふき、11月28日に完成を祝う予定。
この日は、地元の五斗長(ごっさ)まちづくり協議会のメンバーと市教委職員17人が午前8時に集合。遺跡から約500メートル離れた山林で事前に伐採していた高さ最大8メートルのクリやクヌギなど50本の木の枝を払い
、トラックに積んで遺跡近くまで運び出した。
今後はさらに木材を集め、市文化財保護審議会委員の指導を受けながら、柱を立てて垂木を組み、直径4~5メートル、高さ3~4メートルになる4本柱の建物などを完成させる。内部で実際に鍛冶を行い、焼土具合も
確かめる。
地区の老人クラブ会長を務める大上宏さん(80)は「立派な建物ができ、多くの人に来てもらえるのが楽しみ」と笑顔を見せ、協議会事務局の高田一民さん(50)は「住民の間では、復元や復元後にどうPRしていくかの
話題で持ち切り。本当に建てられるのか不安もあるが、足を運んでくれる考古学ファンらに早く形を見せたい」と語っていた。
同遺跡は建物跡23棟のうち11棟で鍛冶工房跡が見つかり、弥生時代後期(1世紀中頃~3世紀初め)では国内最大であることが判明。市教委は国史跡を目指すが、申請は早くても2年後、指定は3年後になるため、地
元と協力して今回の復元を実施することに。史跡になれば、今回の“実験”もふまえてより精巧な建物を復元した公園に整備する。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。