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ID : 13395
公開日 : 2009年 9月10日
タイトル
映画「火天の城」 宮大工の安土城築城描く ヒノキの幹を伊勢様へヒノキの幹を伊勢様へ
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090911ddlk20040043000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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木曽の深山で生まれたる ヒノキの幹を伊勢様へ  古くから杣人(そまびと)(木の守り人)に伝わる木遣唄(きやりうた)が8月、朝もやの残る木曽郡の赤沢自然休養林に響き渡った。映画「火天の城」の撮影現場。撮影スタッフと地元で木材業を営む池田聡寿さん(49)が、 制作担当の故・長岡功さん(67)を追悼する思いを込めて歌った。「木曽ヒノキの森と杣人、映画とが一つになったようだった」と、田中光敏監督は振り返る。
 長岡さんは数々の映画を下支えした功労者で、「火天の城」でも撮影のために上松町などと交渉役を務めた。死後、第6回京都映画特別功労賞を受賞している。
 「火天の城」は、織田信長が宮大工・岡部又右衛門に命じた安土城の築城を描いた。材木を切り出した木曽も舞台となり、樹齢300年とも言われる木曽ヒノキが、りんとした空気をスクリーンに残している。
 信長が望んだのは、当時の建築技法と異なり、キリシタン大聖堂のように吹き抜けの城だった。だが空気の流れを考え、条件を満たさない図面を提出した又右衛門。信長は激怒したが、「餅は餅屋です」と譲らない又右 衛門を信頼し、総棟梁(とうりょう)を任せた。そして又右衛門は「巨大な城を支えるには主柱に木曽ヒノキが必要」と、敵方の木曽上松へ向かう。
 戦国時代を描いてはいるが、戦のシーンはない。信長に逆らっても宮大工としての志を曲げず、築城の偉業を成し遂げようとする又右衛門の葛藤(かっとう)と、それを支える家族や弟子。又右衛門と木曽の杣人・甚兵 衛との交わりの中に、精いっぱいの志を持って生きる民の姿があった。
 城から町を見下ろす信長がつぶやく。「民を忘れ、己の利に走ると国は滅びる。城づくりは国づくり」。映画づくりも同じこと。名も無き民など、どこにもいないのだ。
 長野市千石劇場、松本市エンギザで12日から上映。
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