ID : 13170
公開日 : 2009年 9月11日
タイトル
日田中央木材市場:原木出荷者など対象に総額1000万円支援事業
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090910ddlk44020479000c.html
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元urltop:
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写真:
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林業不振の痛みを分かち合おう--今月から13カ月間
日田市友田の「日田中央木材市場」は来年に計画している創立50周年を記念して今月から13カ月間、原木出荷者や購入者など関係者を対象に総額約1000万円相当の林業支援事業を導入した。「パーティーなど派
手な記念事業で祝うよりも、材価低迷などで窮地に陥っている林業・木材業者に少しでも利益を還元したい」(十時和之社長)という珍しい試み。業界の注目を集めている。【楢原義則】
日田には7原木市場があるが、同社は1961年7月創業の老舗。08年度取扱量はスギ、ヒノキなど9万立方メートル(売上高約10億円)と業界上位を維持する。
来年9月の記念市など計画を話し合うなかで、従業員から「慰安旅行をやめて顧客に何かお返しを」と提案があり、役員会で協議。「記念事業の簡素化や社内の経費節減で原資をつくり、林業不振の痛みを分かち合おう
。元市場跡の賃貸料も一部活用」と林業支援事業を決めた。
具体的には、せりへの出荷者に対して1立方メートル当たり1ポイント(100円)を提供。出荷原木運搬車には1台につき同じく1ポイント、買い方(製材所や工務店など)は一つの山につき「1番札」1枚を渡す。サービス
はタバコ銭程度。3カ月ごとに精算、換金する。せりは年間23回ある。
材価は現在、スギの場合で1立方メートル当たり9000円台。5月には7600円まで落ちていた。やや値を戻したが、採算割れの厳しさが続いている。
なお、07年に創立50周年を迎えた「日田木材市場」は持ち山約6万5000平方メートルを環境学習用に子ども団体に贈り、福祉団体に運営資金を寄付した。
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