ID : 13087
公開日 : 2009年 9月 3日
タイトル
木のおもちゃと雑貨に「幸せな気持ち」を託して
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新聞名
asahi.com
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元URL.
http://www.asahi.com/shopping/column/master/TKY200909010203.html
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元urltop:
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写真:
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りとるまみい[木のおもちゃ雑貨]/平岡真実さん モノがあふれている現在だが、子供にプレゼントする玩具はシンプルで心温まるものがいい、そして安全な…。そんな願いをもつ親御さんのためにオープン
した「りとるまみい」は、今年で創業26年目。その長い歴史のなかで、こだわりのおもちゃたちが生んだエピソードとは?
おもちゃ図書館が歴史の第一歩
りとるまみいは、おもちゃや絵本、雑貨という「商品」を売っていますが、一緒に「幸せなきもち」も売っています。
当店の実店舗は1983年に誕生しました。ボランティアで録音朗読奉仕をしていた店長の父が「徳島おもちゃ図書館」をスタートし、店長はおもちゃ図書館で視覚障害の子どもたちが遊ぶ為に、布の絵本を作ることにな
ったのです。そのブランド名を「りとるまみい」としたことから始まっています。その後、1000冊に上る絵本や100点ものおもちゃや遊具を、プレイルームで遊べるようにした「おさんぽ図書館りとるまみい」が生まれたの
ですが、そのころから、輸入玩具も取り扱うようになり、長い取引先はもう22年ものお付き合いになります。
思い出の「しゃぼん玉」は今も健在
思い出深い当店の主力商品は、ドイツ・プステフィックス社のしゃぼん玉です。当店を始めた20数年前から取り扱っていて、どちらかというと定番の地味な商品でしたので、まさかこれが主力商品になるとは思いもしま
せんでした。昭和生まれの店長は、単純で分かりやすく、無条件で楽しい幸せな気持ちになるおもちゃが好きです。そういう意味でも、しゃぼん玉は、誰もが分かる楽しい遊びです。赤ちゃんもキラキラしたしゃぼん玉を
目で追い、おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に遊んであげられます。加えて、環境先進国ドイツの安全性と、しゃぼん玉専門メーカーのバリェーション。しゃぼん玉アーティストが使うほど、しゃぼん玉がきれいで丈夫な
んですよ!
今年でお別れ、ドイツ製クリスマスツリー!
また、ドイツPlastiflor社のクリスマスツリーのことも忘れられません。これは丈夫なプラスチック素材で、水洗いができ、本物のモミの木のようなボリューム感がある人気の商品なのですが、今年が最後の販売になって
しまうんです。実は、3年前に中国製の安価な商品におされて生産が終了してしまい、メーカーとの交渉の末になんとか3年間の限定生産をお願いできたという経緯がありました。いよいよ、その期限が今年で最後となっ
たのです!
輸入玩具を長年取扱っていると、本当にすばらしいぬくもりのあるおもちゃを作るメーカーが、後継者問題や価格競争で消えている事を、感じずにはいられません。良質なものが惜しまれながらも消えてゆく事は、本当
に残念な事です。今年は、最後のクリスマスツリーを大切に販売したいと思っています。
実店舗では最近、昔、子どもの頃に遊びに来てくれた方が、赤ちゃんを連れて遊びに来てくれるようになりました。ネットショップでも、当店のおもちゃで遊んでいただいたお子さまが、健やかにご成長されて再びお子さ
んと利用されることを、心から楽しみにしています。幸せな気持ちが長く続く…、ますます大きくなっていく…。そんな「商品」をお客様の驚いたり喜んだりする様子を思い描きながら店先(HP)に並べています。ぜひ一度遊
びにいらしてください。
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