ID　：　12660

公開日　：　2009年 7月27日

タイトル

北欧の杜公園で「水と緑の森林祭」　多彩なイベント展開

新聞名

秋田魁新報

元URL.

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090727f

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　「２００９あきた水と緑の森林祭」が２６日、北秋田市の県立北欧の杜公園で開かれた。環境保全活動などに貢献した団体が表彰されたほか、木工品作りや講演会などが行われ、市民ら約千人が多彩なイベント を楽しんだ。県、北秋田市、県緑化推進委員会の主催。
　森林祭の開催は今回が初めて。自然と共生し、未来に継承することを目的とする県の「水と緑の条例」（２００３年制定）と、その実現のため０８年から徴収が始まった「水と緑の森づくり税」について普及啓発するとともに 、県民による森づくりを推進するのが狙い。
　オープニングセレモニーは、昨年６月に同所で開催された全国植樹祭で天皇、皇后両陛下が参観された「お野立所（のだてしょ）」前で行われた。佐竹敬久知事が「豊かな森林は県民共有の財産であり、秋田の宝。この 森林祭を契機に水や緑の恵みに感謝し、森づくりへの県民意識を高めてほしい」などとあいさつした。
　続いて環境保全や森づくり活動、木材利用促進、学校緑化に貢献した７団体を表彰したほか、鷹巣南小学校の「緑の少年団」と鷹巣農林高校の「森林バスターズ」の代表が、それぞれ活動内容を発表した。
　会場では、杉のはし作りなどを行う「森のクラフトづくり」や公園周辺を散策する「自然観察会」を実施。全国植樹祭写真展、地元特産販売コーナーのほか、同公園のパークセンターではＮＰＯ法人「森は海の恋人」（宮城 県気仙沼市）の畠山重篤理事長による講演会なども行われ、家族連れらでにぎわった。

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