ID　：　1371

公開日　：　2006年 7月22日

タイトル

巧みな手さばき臼作りの実演 安曇野 木工職人・小林さん

新聞名

北陸中日新聞

元URL.

http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ngn/20060723/lcl_____ngn_____007.shtml

元urltop:

写真:

　

木工職人によるもちつき用の臼作りの実演が２２日、安曇野市堀金烏川の国営アルプスあづみの公園であった。
　腕前を披露したのは、地元で３０年以上ケヤキにこだわった手作り家具を製作している小林健男さん（５８）。ねじり鉢巻き姿で、直径６０センチほどのケヤキの丸太と格闘。取り囲んだ来場者からの「木の樹齢は」「完成 まで何日かかるの」といった質問に笑顔で答えながら、巧みな手さばきでのみやかんなを操り、木を削る軽快な音を響かせた。
　「最近はもちつきだけでなくインテリアとしての注文も多い」と小林さん。「用途は何であれ、自分は木の表情を生かす仕事をするだけ」と流れる汗をぬぐった。
　実演は、同園で開催中の特別展「森のめぐみと木の文化」のイベントとして行われ、２３日もある。

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