ID : 12558
公開日 : 2009年 7月16日
タイトル
水口幼稚園:巨大アスレチック遊具、設置へ 全長13メートル、9月完成予定
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090715ddlk25040587000c.html
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元urltop:
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写真:
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◇園児の体力低下阻止
登れるものなら登ってみろ--。甲賀市水口町の水口幼稚園(谷村徳幸(のりゆき)園長)に、こんな子どもの冒険心をくすぐる巨大アスレチック遊具の設置計画が進められている。体力低下の指摘される子どもたちに体
力をつけてほしいという思いから、「簡単には登れないものを。悔しかったから頑張れ」というメッセージを込め、最も高い部分で地上からの高さが約5メートルになるという。現在、岡山県の業者が製作中で、9月に完成す
る予定だ。【金志尚】
遊具の名称は「冒険の森」。(1)3段階(1・5メートル、約3メートル、約5メートル)の高さを備えたタワー「風のとう」(2)高さ約3メートルのデッキの上に立つ小屋「陽(ひ)だまりの家」(3)両者をつなぐ長さ約4メートルの
つり橋「虹のはし」--の3要素で構成され、全長13メートルに及ぶ。すべて木製で、腐りにくいクリの木を使用するという。
同幼稚園には鉄製の滑り台やジャングルジムがあったが、設置から40年近くたち、老朽化が目立っていた。新しい遊具への取り換え時期を迎えていたことに加え、谷村園長は「リスクを背負わないと、子どもに力が付か
ない」という意見の持ち主。安全性ばかりを追求した遊具は子どものためにかえって良くないと考え、「子どもが乗り越えるべきリスクを備えたものを」と、簡単には目的を達成できない遊具の導入を決めた。
製作の依頼を受けたのは木製の家具や遊具などを製作する岡山県玉野市の業者「ウッドクラフト 池田」。昨春に幼稚園から依頼された池田保代表(39)は「既存の遊具メーカーの遊具は面白くないという話を聞いたこ
とがある。今回の遊具は子どもに対する“挑戦状”です」と話し、今年5月から甲賀市内で製作している。
幼稚園は9月24日に竣(しゅん)工式を予定。イベントとして卒園生を招いて“登り初め”も行うという。谷村園長は「子どもは課題があると乗り越えようとするもの。自分の力だけで無理なら友だちと一緒に乗り越えたり
。そういう力を身につけてほしい」と話している。
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