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土木・建築業の小金建設(栃木県芳賀町、小金幹典社長)は、製材所から出る端材や間伐材からおが粉を製造する事業に乗り出す。益子町にある旧製材所の敷地に製造用機械を設置し、ペレットの原料などとし
て販売する。2010年度には960万円の売り上げを目指す。土木業界は公共事業の削減などで厳しい状況が続いており、異業種に進出して新しい収益の柱に育てる。
同社によると、おが粉は(1)家畜の畜舎の床に敷く敷材(2)木質ペレットの原材料(3)きのこを栽培する菌床――などに使われている。ただ、最近は製材所が減っているうえ、一部は端材をボイラーなどの燃料に使ってい
て、おが粉の供給は減少している。昨年はおが粉の価格が高騰し、安定供給を求める農家や事業者は少なくないという。
そこで同社は製材所などから端材や間伐材を集め、おが粉を製造することを発案。益子町の旧製材所の敷地を借り、約1000万円を投じて、おが粉を製造する機械を設置する。工場には社員7人を派遣する計画だ。+/
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