ID : 12533
公開日 : 2009年 7月14日
タイトル
ものづくり日本大賞 大臣賞に浜松市の国本工業
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090714/CK2009071402000211.html
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元urltop:
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写真:
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パイプ一体成形加工法開発
最先端の技術を開発するなど、ものづくりの優れた人材を表彰する政府の「第三回ものづくり日本大賞」が発表され、静岡県内からパイプの一体成形加工(チューブフォーミング)システムを開発した自動車部品メーカー
国本工業(浜松市東区貴平町)の国本幸孝社長ら5人が製造・生産プロセス部門の経済産業大臣賞に選ばれた。
賞はものづくりの中核を担う中堅人材、伝統の技を支える熟練人材、将来を担う若手人材を発掘するため、経産、文部科学、厚生労働、国土交通の4省が連携して2005年に創設、2年に1度表彰している。
工程自動化、コストダウン図る
国本工業の技術は、自動車部品に加工するパイプの曲げ、径成形、カット、バリ取り、拡管などさまざまな工程を自動化することで、大幅なコストダウンと設計の自由度を高めたことなどが高く評価された。手掛ける部
品は200種類にも及ぶという。
浜ホト、ヤマハなど優秀賞
経産省関係ではほかに、浜松ホトニクス個体事業部MEMS(メムス、微小電気機械システム)部MEMS製造開発グループの柴山勝己主任部員ら8人と、ヤマハ製造企画部木材技術グループの阿部裕康技師補ら3人が
製品・技術開発部門の優秀賞に選ばれた。
浜ホトはMEMS技術とイメージセンサー技術を融合し、親指サイズに小型化した超小型分光器で受賞。可視光を測定する部品として開発され、携帯型計測機器やプリンターの色管理デバイス向けなどに出荷が始まっ
ている。
ヤマハは木材の経年変化を短時間で促進し、楽器の音色を改善する独自の木材改質技術(ARE技術)が認められた。薬剤などを一切使わず、温度、湿度、気圧を高い精度で制御することで、20~30年以上弾き込ん
だビンテージギターの音を実現した。04年には国内特許を取得している。
家具・サンダルなど静岡市の地場産業を担う人づくりを支援するため、小学生向けに2000年から毎年、小冊子「しずおか特産品解体新書」を作製、03年から地場産品のデザインコンクールを続けているしずおか信用
金庫(葵区)の活動が、青少年支援部門の優秀賞に輝いた。
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