ID : 12438
公開日 : 2009年 7月 8日
タイトル
木材用の難燃剤を開発(原料) ランクセス
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新聞名
ペイント&コーティングジャーナル
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元URL.
http://www.coatingmedia.com/news/archives/2009/07/post_3184.html
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元urltop:
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写真:
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ンクセスは木材向けの難燃剤「ディスフラモール(Disflamoll)TP LXS51064」を開発した。建築用木材や合板、その他の住宅部材や家具部材向けとして展開していく。
同品は有機リン系化合物のため、木材などの天然製品を燃えにくい素材に変える特性を有する。また、水溶性で、圧力注入、薬浴、吹付塗装、刷毛塗りなど異なる用途加工を施した素材表面に影響を与えることはない。
更に環境面でも非揮発性の上、ハロゲン、重金属、ホウ素を含有せずEU法にもとづく表示は特に必要としない。
木材はプラスチックとは異なる独特な質感があるものの、厳しい防火基準への準拠が必要な建設分野や自動車分野では用途が限られていた。木材の可燃性を抑えるための添加剤は製品群が少なく、分散性が劣るなど
使用上の欠点も指摘されプラスチック向け難燃剤ほど普及はしていないのが現状。
同社は「ディスフラモールは耐火塗料向けのみに使用される製品や不透明塗装の難燃剤とは異なり無色透明で、素材の外観を損なうことがありません。加えて、バインダーや添加剤を加える際に、優れた親和性及び溶解
性を発揮します。当社のリン系化合物は可塑剤、粘度低減剤、溶媒、腐食防止剤、表面処理剤、分散剤、湿潤剤、消泡剤としても使用されます」としている。
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