ID　：　12309

公開日　：　2009年 6月26日

タイトル

住民と須知高生が協力、木製水車完成 　京丹波で通水点灯式　　

新聞名

京都新聞

元URL.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062700040&genre=K1&area=K40

元urltop:

写真:

　

住民と須知高の生徒が協力して整備してきた木製水車による水力発電設備が京丹波町仏主で完成し、２６日に通水点灯式があった。
　水車は２００５年、旧和知町が農村景観整備のために設置。精米に利用し「水車米」として販売する傍ら、発電などの利用法も模索してきた。
　昨年秋に府の「エコマイクロ水力エネルギー活用事業」に指定され発電機などを整備。小型水力発電などに取り組む須知高公園管理コースの２年生も協力し、住民と一緒に導水路を造った。
　生徒の発案で水路を２本にし水量を増やすと、発電量が上がったという。地元に張り巡らした獣害防止用の電気柵約３０００メートル分の電力の３分の１を賄う。近くにある災害時の避難所の常夜灯にも利用する。
　式には約３０人が出席した。水を流し、周囲の電飾がともると拍手が起こった。田井進区長は「ずっと試行錯誤してきたので、とてもうれしい。長続きする活用に取り組みたい」と話した。

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