ID : 1339
公開日 : 2006年 7月15日
タイトル
最新鋭の木材乾燥施設 県販売協組整備割れ、変色防ぐ 19日に式典と記念市
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新聞名
日刊県民福井
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元URL.
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/fki/20060714/lcl_____fki_____008.shtml
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元urltop:
なし
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写真:
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県特殊木材販売協同組合(川井佐左衞門理事長)は、高品質な木材製品を供給する体制の確立を目指し、県の支援を受けて最新鋭の「圧力式高速乾燥施設」を福井市大土呂(おおどろ)町にある組合の敷地内
に整備した。同組合によると、こうした施設は県内初で、全国でも3番目。施設の完成を記念して、19日に式典と記念市を催す。 (太田貢市)
住宅に使用される木材製品は、品質・性能面から乾燥材の需要が高まっているが、主流の「高温蒸気式」では、木材の割れや変色などが発生しやすいという。これに対して今回整備された施設を使用すると、圧力を調
整しながら高温で乾燥することにより、割れや変色を防止するだけでなく、現在は一週間前後を要していた乾燥期間が、四・五日間に短縮できるのが特長となっている。
設備は、長野県安曇野市の木材乾燥機メーカー「ヒルデブランド」(印出晃社長)製。乾燥室部分の有効スペースは、高さ約一・八メートル、幅約一・五メートル、奥行き約八・四メートルで、一度に最大で延べ十四立方メー
トルの木材製品の乾燥が可能。事業費は五千八百万円で、うち二千四百万円を県が助成した。
県特殊木材販売協同組合は、組合員の木材業者らの製品の乾燥を請け負っており、今回の新施設の整備によって、組合員数を現在の約七十から百事業者へ増やしたい考え。牛若悟参事(58)は「県産スギ製品などの
付加価値のアップを通じて、県産材の利用促進につながることを期待している」と話している。
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