ID : 12238
公開日 : 2009年 6月13日
タイトル
材木商男性、古民家活用し「芸術村」 丹波・山南
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0002019876.shtml
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元urltop:
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写真:
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兵庫県丹波市山南町谷川で13日、古民家や茶室、ギャラリー約10棟を集めた「牟三荘(むさんそう)芸術村」が開村した。約2000平方メートルの敷地内には、谷崎潤一郎の小説「細雪(ささめゆき)」に登場する
高級料亭「播半(はりはん)」(西宮市)の門や蔵などが移築された。今後、陶芸や草木染などが体験見学できる文化交流の場として開放される。(奥平裕佑)
伊丹市で材木商を営む則岡宏牟さん(62)が、解体される古民家を芸術家の工房などに再生させようと、所有者の許可を得て、三田市内にあった築180年の農家などを移築した。
2005年に休業した料亭「播半」からは、アーチ状の「清風門」と白壁の東蔵、庭石などを移した。多くの著名人が訪れた播半は、大正時代の貴重な建造物だったが、多くの建物は保存の見込みが立たなかった。則岡さん
は08年に始まった解体作業を請け負い、「歴史的価値があるのに、惜しい」と保存に乗り出した。
開村式には、谷崎潤一郎のファンら約200人が阪神間から参加。谷崎文学に詳しい武庫川女子大学のたつみ都志教授が「一部でも建物が残った意義は大きい」とあいさつ。「細雪」に登場する舞が披露された。
参加者は、建築古材を利用して建てられたギャラリーや、クラシックカーのリストア工房、刀鍛冶(かたなかじ)工房などを見学。ギャラリーでは、陶芸や草木染、日本刀などが展示され、作品の製作方法などを制作者に
質問しながら鑑賞した。
今後、登り窯や草木染工房を整備する予定で、ギャラリーや工房の利用者、体験者も受け入れる。則岡さんは「多くの芸術家や市民が集う文化拠点に育ってほしい」と話している。則岡さんTEL090・3268・0570
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