ID : 1334
公開日 : 2006年 7月15日
タイトル
ウッドマイレージ適用の木工製品 北桑田高、生徒が初出荷
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006071400194&genre=F1&area=K1H
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元urltop:
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写真:
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京都府産木材取扱事業体に指定されている北桑田高(右京区京北下弓削町)の森林リサーチ科生徒が14日、府のウッドマイレージCO2認証制度の適用を受けた木工製品を初出荷した。地球温暖化防止につな
がる取り組みの一環で、環境教育の実践ともなった。
同制度は2004年に発足した。ウッドマイレージCO2は、木材量と輸送距離に輸送手段ごとの係数を掛けて算出する。木材を遠い外国から輸入すれば、輸送時にCO2を多く排出し、地球温暖化につながる。同じ量の木
材でも、府内で”地産地消”すれば、輸送距離が短くてすみ、CO2排出も少なくなる。
また、国内材を伐採した後、植林すれば再び木が育ちCO2を吸収するが、そのためにも京都など国内産材の需要を活発にする必要がある。
この制度による取扱事業体は、現在70カ所余りあり、同高もこのほど認定された。初出荷したのはガーデンテーブル(横1・9メートル、縦0・95メートル)と、6人用のベンチ2つ。同高の鴨瀬演習林(京北)のスギとヒノ
キを使い、伐採、乾燥、成形など約2カ月かけて実習授業として作った。
同京北内の依頼主宅に設置したが、原田真自教諭(45)は「1立方メートルの木材を、海外からの輸入ではなく近場で調達すれば、概算で(輸送時に)ガソリン40リットル分燃やさなくて済む」と、今後も府内産材の利用に
取り組むことにしている。
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