ID : 11910
公開日 : 2009年 5月30日
タイトル
光る設計で全国最高賞 遠野の佐々木さん
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090530_11
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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遠野市の佐々木博満設計事務所代表、佐々木博満さん(62)は日本木材青壮年団体連合会主催の第12回木材活用コンクールで最高賞の林野庁長官賞を受賞した。佐々木さんは、2008年に陸前高田市に建設
された県営初の木造集合住宅「鳴石アパート」を設計。県産材をふんだんに取り入れ、集合住宅でありながら各戸の独立感を巧みに確保したデザインなどが高く評価された。表彰式は30日、金沢市で行われる。
鳴石アパートは木造の集合住宅三棟で、総戸数二十戸、延べ床面積1356平方メートル。十六戸は気仙大工の技を取り入れた在来工法で施工し、四戸はスギ材の大断面集成材パネル工法を採用した。
同コンクールには全国から九十六件の応募があり、同アパートは各戸をずらして配置する雁行(がんこう)構造で独立感を表現。大型集成材を使い、公営住宅と地元材活用の連携で地域産業の発展に寄与した点などが
審査員の評価を得た。
大断面集成材パネルは遠野市青笹町の遠野グルーラムが製造。厚さは約12センチで、〇八年に遠野市が一時間準耐火構造の国土交通大臣認定を受けた商品。使用する木材量は従来の約一・五倍で工期は約半分に
なるという。
佐々木さんは「集成材を使ったパネル工法が普及すれば間伐材が有効活用され、森林保護につながる」と強調。「外材の大量輸入で外国の環境を破壊する一方、国内の森林荒廃が進む現状に歯止めをかけるため、そ
のメッセージを岩手から伝えたい」と力を込める。
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