ID : 11773
公開日 : 2009年 5月20日
タイトル
出雲生まれの「木製マット」島大医学部が実証
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=512326004
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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出雲市の建具店が開発した県産材ヒノキを使った寝具用の木製マットが、腰痛緩和に効果があることを島根大医学部が実証し、二十八日に福井市で開催の第七回産学連携学会で報告する。
木製マットを開発したのは同市平田町の荒木建具店。ヒノキ板に無数の切れ目を入れた「Wスリット工法」の採用で適度なしなりをもたせ、体圧を分散させることに成功した。
島根大との共同研究は昨年夏にスタート。慢性の腰痛患者への効果をみるため、夏季と冬季のそれぞれ二カ月間、モニターの協力者三十八人を調査した。
同大医学部付属病院リハビリテーション部の蓼沼拓助教(33)によると、三十一設問による腰痛調査では、16%が「大きく改善した」と回答。「改善した」(42%)を合わせると、六割近くが改善傾向を示した。「変わらな
い」は29%、「増悪」は13%だった。
改善効果について蓼沼助教は「スリットを入れたことでマットが適度にしなり、柔らか過ぎない寝具になった」と分析。ヒノキの香りが安眠を誘う効果にもつながったとした。
木製マットは「ウッドアロマ」(九万八千円)の商品名で試験的に販売されており、三年半前から開発を手掛ける荒木登さん(64)は「医学的な証明で製品の信頼性が高まった」として本格販売に乗り出す
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