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ID : 11766
公開日 : 2009年 5月20日
タイトル
道管の入った印影、同じ型二つとない印鑑 印章製造・販売「ハンワ堂」 和歌山
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090519ddlk30020391000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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◇道管の入った印影、同じ型二つとない印鑑  「同じ型が二つとないはんこが作れないだろうか」。店主の大岩和呂男(わろお)さん(70)は考え込んでしまった。機械彫りが普及して同型の印章が量産されていく。身分証明を支えるはんこの存在理由が失われてしま う。ひとり店を営みながら考えた。「ICチップ入りはどうだろう」「チップを認識する装置が必要になるからだめだ」  ひらめいたのは98年の春。店舗の傍らで印材を彫りながら、ふと印材をはさむケヤキの篆刻(てんこく)台に目がいった。年輪がある木材の断面には、植物の水分の通り道である道管の穴が、不規則に開いている。「自 然にできた道管の並びに同じものはない。これだ」。試作を重ねて、同年8月に特許を出願、02年5月に「同型印の出来ない印材」として登録された。
 道管を利用した印章「はんわ」は、直径15ミリで1万500円。斜めに道管の線が入った印影と、文字を囲む縁の線が太めなのが特徴的。印材は耐久性のあるケヤキ、ナラの2種類がある。購入した顧客からは「木材の 感じが程良くでるのがいい」「同じものがないというのが安心」といった感想が寄せられているという。大岩さんは「硬い木材を使っているが、木判は毎日押す認印より、銀行印や実印に向いてます」と語る。
 店舗はけやき大通りに面している。近くに和歌山地裁や市役所があり、保険会社や司法書士事務所なども集中する場所。「100円ショップが普及してから、がたっときたけど、景気の良かった85年ごろは忙しかった」。
大岩さんは小学生のころ事故に遭い車いす生活になった。30歳を過ぎて一念発起。「自営でいける仕事が良い」と、職業訓練所で印章彫刻の修業を積んだ。屋号のハンワは「はんこ屋の和呂男」から取った。店を始めて 34年になるが、これからの夢を聞かれると、「偽造される恐れがないこの印材をもっと普及していきたい」と笑って話した。
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