ID : 11653
公開日 : 2009年 5月 7日
タイトル
津別スキー場、ゲレンデ跡地に植林 プリンスホテル
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/163779.html
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元urltop:
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写真:
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二年前に閉鎖した津別スキー場を所有する西武ホールディングス傘下のプリンスホテル(東京)は、ゲレンデ跡地にアカエゾマツ五万七千本を植林する。国有林の原状回復に伴うもので、早ければ六月中旬に
も作業を始める。
同スキー場は、最も高いところで標高九百五十メートルの国有林約五十四ヘクタールを借りて一九九一年十二月にオープン。利用客は九五年度の七万五千人をピークに三万人まで減少し、二〇〇七年三月に閉鎖。事
業の廃止に伴い、国から原状回復を求められていた。ゴンドラやリフト、レストハウスは既に撤去している。
同社が網走南部森林管理署に示した緑化計画によると、植林はゴンドラ跡地と標高七百メートル以下のゲレンデの計約十九ヘクタールで行う。高さ約三十-五十センチのアカエゾマツの苗木を、十月までに一ヘクター
ル当たり三千本植える。スキー場の駐車場二・三ヘクタールには三千本を植樹。現在、深さ約三十センチの砂利が敷かれているが、除去後に行う。一方、標高七百メートルから頂上までのゲレンデは、自然に再生するの
を待つ天然更新の方法をとる。既にシラカバやエゾマツなどが生えているという。
同森林管理署によると、苗木が百三十センチほどに成長しないと原状回復とは認められず、最低でも七年かかるという。同社は「原状回復には責任を持って取り組む」と話している。
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