ID : 1237
公開日 : 2006年 6月24日
タイトル
本丸御殿柱に使用の「木曽ヒノキ」 8月に「斧入れ行事」
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060624/lcl_____ach_____015.shtml
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元urltop:
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写真:
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名古屋城本丸御殿の復元を目指す名古屋市は、御殿の柱に使う木曽ヒノキを切り出す「斧(おの)入れ行事」を、尾張藩が御用林としていた山林のある長野県上松町で8月22日、岐阜県中津川市加子母(旧加子
母村)で24日にそれぞれ行う。名古屋市民向けに計300人の1泊2日の見学ツアーを企画し、参加者の募集を始めた。
尾張藩は江戸時代に「木曽」(長野県木曽地方)と「裏木曽」(中津川市)の山を御用林として管理。切り出した木材を御用材として、名古屋城や本丸御殿の建築に使っていたとされる。
復元は総額150億円が見込まれ、15年の長期にわたる事業のため、市は機運を盛り上げることを重視。伊勢神宮の式年遷宮にならい、御用林地域の上松町と中津川市からヒノキを切り出すことを決めた。市民が現地
の人と交流したり、木曽川流域の環境や歴史文化に触れたりする機会として、見学ツアーも企画した。
2地域の斧入れ行事は松原武久市長や地元関係者、ツアー参加者らが出席。樹齢300年ほどある木曽ヒノキの前で安全祈願祭を行った後、職人が斧を使い、昔ながらの方法で約1時間かけて上松町、中津川市で1本
ずつを切り倒す。
中津川市ではこのほか、住民が付知川に繰り出し、丸太を川下に流す江戸時代の運搬方法を再現したり、「木遣(や)り」を披露する交流会もある。
ツアーは2コースあり、いずれも名古屋駅西口からバスで出発。長野県側の木曽コースは8月22日、斧入れ行事の後、美しい木曽ヒノキが並ぶ赤沢自然休養林へ。翌日は奈良井宿などを散策する。岐阜県側の裏木曽コ
ースは24日、斧入れ行事の後、丸太流しや交流会があり、翌日は馬籠宿などを訪れる。
参加費は大人1万3000円、小人(6歳以上12歳未満)1万1200円。募集は各コース150人。申し込みは7月20日締め切り。応募多数の場合は抽選。申込先は名鉄観光サービス名古屋伏見支店=電052(211)231
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