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ID : 11525
公開日 : 2009年 4月27日
タイトル
建築端材から木材サッカーボール、室蘭の大工が考案
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新聞名
室蘭民報
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元URL.
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/04/27/20090427m_03.html
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写真:
写真が掲載されていました
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正六角形の木材20個を組み合わせて出来た、立体のサッカーボールが話題になっている。建材の端材を加工したエコロジーな一品。室蘭市内にある建設会社の大工さんが、サッカーのマチ室蘭をPRしたいと いう強い思いで制作した。将来は子供が遊べる遊具サイズを作りたいと夢は広がっている。
 木材の正体は、住宅の建築現場で出る端材。節の部分を避けて正六角形に切り出し、小口はボールの中心側に向かってこう配を付け溝を掘った。ビスケットと呼ばれる接合材を溝にはめて組み立てる。完成すると正五 角形の穴が12個開く直径約30センチの「木材サッカーボール」になる。
 制作したのは、高峯建設(東町)社長の高橋峯明さん(63)。「木材でサッカーボールを作ればインパクトがある。焼き鳥やボルタに続く室蘭PRの起爆剤になるのではないか」と思い付いた。木材でサッカーボール形の「 切頂二十面体」を組み上げるのは難しいとされるが、熟練の技でやってのけた。
 使い道は、ランプシェード、生け花の花器、募金箱など多様。木材の部分に文字や絵を描いてもいい。大人が乗っても壊れないほど丈夫だが、実際にけって遊ぶのには向かないという。
 シンプルな構造だが、組み立てるのは容易ではない。20個ある六角形のピースをパズルのようにつなげていくが「一般の人だと1カ月かかってようやく完成できる程度」という。得意先にこれまで6セット贈ったが、出来 上がったのは1セットだけとか。
 唯一完成させた中野了さん=天神町=は、「ああでもない、こうでもないといって組み上がった時の喜びはひとしお」と笑う。商品化を薦める1人だ。高橋さんも「組み上げるまでの楽しさを感じてもらい、将来大工になり たいと思う子が1人でも増えれば」と話す。
 まずは「サッカー少年団のある市内の小学校にプレゼントしたい」と高橋さん。さらに子供が実際に遊べる遊具サイズを作りたい―とも。夢は広がっている。
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