ID : 11385
公開日 : 2009年 4月20日
タイトル
飛島建設、木材使った地盤改良技術のCO2削減効果を確認
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新聞名
日刊工業新聞
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元URL.
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420090420caam.html
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写真:
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飛島建設は大気中の二酸化炭素(CO2)から炭素を合成して蓄えている木材を軟弱地盤改良に使う「地中カーボンストック技術」が、温暖化ガス削減に寄与することを実験施工で確認した。実験は福井県敦賀
市にヘドロ状の人工地盤を造成して実施。山林で伐採したスギを加工・運搬して杭(くい)として打設し、盛土を造成するまでに要した燃料・電力などからCO2排出量を割り出し、丸太の炭素量をCO2換算して比較した。
打設範囲は5メートル×20メートルで、その上に砂45・5立方メートル、土100立方メートルを搬入して盛土にした。丸太杭は直径15センチメートル、長さ3メートルで運搬距離68・3キロメートル。砂は9キロメートル、
土は2キロメートル離れた地点から搬入した。
実験施工では丸太を0・5メートルピッチ(451本)で打設した場合、3トン余りのCO2貯蔵量があることを確認。
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