ID : 11070
公開日 : 2009年 3月30日
タイトル
丸太くりぬいた棺のふた見つかる 市三宅東遺跡、最古級
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新聞名
47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009033001000637.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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滋賀県野洲市の市三宅東遺跡で、丸太を半分に割って中をくりぬいた弥生時代後期(2世紀)の割竹形木棺のふたがほぼ完全な形で見つかり、市教育委員会が30日、発表した。同種の木棺では最古級という。
割竹形木棺は、古墳時代の大和政権で大王や有力豪族を葬る際に使われており、同木棺の起源や普及の様子を探る重要な手掛かりとなりそうだ。
出土したのは全長3・5メートル、幅45-65センチ、高さ29センチの半円筒形に加工したスギ材。厚さが4センチと薄く、ふたと判断した。水分の多い水路跡にあったため、保存状態が良く、のみなど工具の削り跡も残
っていた。丸太の別の半分でつくったとみられる本体はなかった。
市教委の杉本源造主査は「木棺は腐るため残りにくい。出土状況から完成後に水路の中に漬けて保存していた可能性がある」と推測。「これまで製造法などは破片や、墓に置かれた痕跡から探るしかなかったが、今回
の発見で具体的に分かるだろう」としている。
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