ID : 11021
公開日 : 2009年 3月25日
タイトル
「ご神木」競りに100人 直径2メートル 最大木は100万円 日田市の木材市場
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/85419
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元urltop:
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写真:
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福岡県添田町の英彦山神宮の境内にあった「ご神木」のうち3本が25日、日田市三和の九州木材市場で競りに出された。普段伐採されることのない珍しい杉の巨木に、約100人の製材業者が集まった。
競りに出された杉は樹齢500年を超えたご神木。同神宮境内には国指定重要文化財の同神宮奉幣殿などがあり、根元の腐敗や傾斜が目立つご神木の倒木を避けるため伐採された。
3本の杉は長さ2.5メートル程度ずつに切断され、利用可能な9本が同木材市場に並べられた。競りには、10年に1度ほどしか競りに出ないご神木を目当てに来た人もおり、愛媛県や広島県などからの参加者も含み、
いつもより30人ほど多かったという。
一番大きな直径2メートルを超すものは秋田県の業者が100万円で競り落とし、天井板や家具になるという。同木材市場の田中正史社長(68)は「不景気の影響で競りの値段が5年前の半額以下になった。ご神木の競り
をきっかけに日田の材木業界も明るくなってほしい」と話した。
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