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ID : 10890
公開日 : 2009年 3月16日
タイトル
地元カラマツでエコ学校が完成
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000903160003
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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川上村立川上中学校(生徒数168人)の新しい木造校舎が完成した。使用した木材の80%が地元産カラマツという「地産地消」の建築。その分、事業費も20億6千万円と膨らんだが、国の様々な補助金や交付 金、有利な起債を活用して、村の実質負担を6億円までに抑えた文字通りの“エコスクール”だ。(伊東大治)  新校舎は木造一部鉄筋コンクリート造一部2階建て、延べ床面積6534平方メートル。構造材から内外装、机やいすなどの調度品などに使われた木材は計1035立方メートルで、うち村のカラマツが826立方メートルを 占める。藤原忠彦村長は落成式で「川上は信州カラマツの原産地。村民はこのカラマツとともに育ってきた。風雪に耐え抜いた郷土材を使って校舎を建設することは、森林の『地産地消』だ」とあいさつした。
 村教委によると、生徒数などで補助額が決まる文部科学省の補助金だけでは建築費の1~2割にも満たなかった。財源を確保するため、「活用できるありとあらゆる国のメニューを調べあげた」という。屋根に太陽集熱 ガラスを敷き詰め、暖房に使用することでNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の補助金を得たほか、体育館や音楽室を村の住民も共同で使用できる地域開放型の施設としたことで、国土交通省のまちづくり 交付金も取り込み、事業費のほぼ半分を補助金や交付金でまかなった。また辺地債など有利な起債(5億4千万円)が利用できたため、村の負担は学校建設基金4億円など全部で約6億円におさまった。
 使用された村のカラマツは樹齢40~60年で、村有林のうち37ヘクタールから切り出された木材。藤原村長らは「かつておじいさんたちが植え、おとうさんたちが育てたカラマツが校舎という形に変えてよみがえった 」と異口同音に喜び合っていた。
 また05年の愛・地球博で展示された高さ6メートルのオブジェ「プレイヤー・エイリアン」(さとうりさ作)が村に寄贈されて校舎脇に設置され、学校の新しいシンボルになりそうだ。
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