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ID : 10818
公開日 : 2009年 3月10日
タイトル
だんじり守る森作り 泉州でプロジェクト準備 
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20090311-OYT8T00039.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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だんじりを曳(ひ)き続けるため新調時に使う木々を守ろうと、泉州地域の住民らが取り組む「泉州だんじりの森プロジェクト」の準備が進んでいる。ケヤキやアカマツなどを植樹し、里山の森を育てるなど具体的 なアイデアも。準備委員会では廃材になることが多い古いコマ(車輪)を再利用したグッズ制作などで経費を賄うなどし、近く、プロジェクトの概要をまとめる。
 準備委員は、岸和田だんじり会館の初代館長・松山勉さん、だんじりに関する本を出版した岸和田市出身の江弘毅さんと泉田祐志さん、萬屋誠司さんの3人と、祭礼にかかわる「年番」の経験者ら計約20人。
 現在、主流の「岸和田型」のだんじりは重さ約4トン。約12トンの国産ケヤキの原木丸太が必要で、1台新調するのに約8トンが廃材になる。コマはアカマツを使うが、やりまわし(高速転回)をすると、1回の祭りで4、5 回取り換えなければならない。そのため、堺市から田尻町にかけてのだんじり計275台で年間約1600個が使われ、大半が廃材になるという。
 だんじり本体に使用する樹齢300年~400年のケヤキは近畿地方周辺になく、北限に近い関東地方で調達することが多い。マツクイムシ被害が多発するアカマツの調達も難しく、回転させるための道具「前梃子(まえ でこ)」に使うヒノキも入手困難に。「このままでは国産の材木不足で、だんじりを守ることができない」(準備委)というのが、プロジェクトのきっかけという。
 岸和田市岸城町の五風荘で開かれた最初の準備委員会議では、今後の進め方や組織づくりなどについて協議し、費用の使途などを完全公開で進めることなどで大筋合意。成功を祈念し、アカマツの苗木を植樹した。
 アドバイザー役で樹木医の福島征二・泉佐野市公園緑化協会事務局長によると、マツクイムシに耐性のある苗木が開発され、間伐作業や下草の手入れを十分に行えば〈泉州のアカマツ林〉の復活は可能という。準備委 事務局の萬屋さんは「だんじりにかかわる者には材料の木々を守り、育てる責任がある。気軽に参加でき、汗を流せる取り組みにしたい」と話す。
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