ID : 10782
公開日 : 2009年 3月 6日
タイトル
築100年民家解体 古材は再利用へ/チャーギは三線の棹に
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新聞名
沖縄タイムス
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元URL.
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-03-06-M_1-019-1_001.html?PSID=d442332a0e97688c44b259115b78febe
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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築100年余とみられる木造民家の解体が3日、町安里であり、古材を回収・販売する長堂材木店(宜野湾市)が、チャーギ(イヌマキ)などを回収した。
家主の下門菊江さん(62)によると、民家は約95年前に首里から移築したとされ、補修を重ねて現在まで使用。近く現在地に新築に建て替える予定。
作業員は大型ハンマーや電動のこで解体作業を進め、すすけた梁や柱、壁を崩していった。
床の間に使われていたチャーギは「三線の棹に使いたい」という下門さんの知人のために丁寧に取り外された。
生まれ育った家が崩されていく様子を見守っていた下門さんは「寂しい気がするが、古い木材がどこかで使ってもらえるなら心が休まる」と話していた。
長堂材木店は古材専門の全国フランチャイズに加盟。昨年から業務を開始しているが解体回収は初めて。
長堂昌太郎社長は「重機で押しつぶして良質の古材を廃棄するのはもったいない。文化的な民家を再利用する仕組みを定着させていきたい」と話した。
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