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ID : 1132
公開日 : 2006年 6月 2日
タイトル
木材使い景観配慮 木製落石防護柵 全国初の工法開発へ 県林業試験場
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/DAILY/20060606/20060606_001.html
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元urltop:
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写真:
 
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 県林業試験場(上富田町)が、紀州材の丸太を使った落石防護柵の開発を始めた。特殊な衝撃実験が必要な土木事業の研究分野で、本格的に木材の実用性を調べるのは全国で初めて。景観に配慮した公共 工事の市場を見込み、新工法として国に申請する。  強度を最優先する土木事業で、木材を使う場面はまだまだ少ない。最近になって景観や環境に配慮した公共事業が注目され始め、国の主導で、道路用の遮音壁やガードレールが実用化された。
 今回、県が開発している落石防護柵は手つかずの分野。木材が一瞬の衝撃にどれだけ耐えられるかという研究データは、林業の歴史が長い国内でもほとんどないという。
 山間部の多い県内では、県事業だけでも毎年、延長3キロの鉄製防護柵が整備されている。見た目に優しい木製品が実用化された場合、「世界遺産地はもちろん、全国の景観地の道路沿いで需要がある」(県科学技術 振興室)と期待されている。
 試験場の開発計画によると、直径14センチに削ったスギ丸太を並べ、鉄柱で挟んで固定する。単純な構造だが、木材は湿気に応じて伸び縮みし、がたつきやすい。鉄柱との隙間にゴム製部品を使うなど工夫を凝らし ていく。
 丸太に衝撃を与える強度実験は、全国で初めての試みという。約100キロのおもりを3~4メートルの高さから落として調べる。鉄製の8割程度の強さがあると見込んでいる。
 県の戦略的研究開発プランの一つとして、本年度から3年間1328万円の予算が付いた。独立行政法人森林総合研究所(茨城県)、奈良県森林技術センター、和歌山県森林組合連合会などと共同研究する。国土交通省 の公共工事の新技術登録システムに申請する計画だ。西牟婁振興局は、数カ所で小石を防ぐ程度の木製柵を使っており、開発のきっかけとなった。
 井戸聖富・林業試験場主査研究員は「使うのは、家屋の柱材としてあまり利用されていない太さのスギ。組み立てにも時間や人手がかからないようにし、全体的に安価な工法に仕上げたい」と話している。
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