ID : 10493
公開日 : 2009年 2月15日
タイトル
就業相談会:林業に追い風 就職希望者63人、昨年の1.5倍
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090215ddlk39040304000c.html
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元urltop:
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写真:
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◇森林組合、温暖化対策など人材確保のチャンス
雇用環境の悪化に伴い、担い手不足に悩まされてきた林業に追い風が吹いている。14日に高知市内であった就業相談会には昨年の1・5倍となる63人の就職希望者が殺到。雇い止めに遭った非正規労働者の姿も見
られた。温暖化対策などで森林整備が急がれる中、森林組合などは人材確保のチャンスととらえている。
「技術を身につけるには、これが最後のチャンスと思って」と会場を訪れたのはトヨタの工場の期間工だった松下浩己さん(35)。先月、契約を打ち切られ、Uターンでの再就職も考えており、この日、数社と面談した結
果「最初はきついだろうけれど、慣れればいい仕事と思えるはず」との感触を得たという。また、就職活動中の高知大農学部3年の川原寛史さん(21)は「森林が豊富な高知で林業は伸びる産業だと思う。ぜひ山の現場で
働きたい」と話した。
林業は木材価格の低下などで衰退。林業従事者は約30年前には約18万人いたが、05年には約5万人にまで減少している。相談会は、全国森林組合連合会(全森連)が林業の担い手確保を目指し、全国で開く「森林の
仕事ガイダンス」の一環で、県山村林業振興基金が主催。先月末に東京であった相談会には約2800人が参加した。30~40代の働き盛りが多いといい「不況が影響して林業への関心が上向いてきた」(全森連)という。
相談会にブースを設けた福留林業(高知市)の福留治実代表は「環境問題が言われて林業のイメージが良くなってきた。今年は参加者が多く熱心だ」と驚いた様子。須崎地区森林組合の峯本泉さんは「即戦力として若い
人を採用し、プロに育てていきたい」と期待を寄せた。
県林業労働力確保支援センターの西森憲明所長は「林業への関心が高いのはうれしい。1人でも雇用に結びつき、森林整備が進んでほしい」と話していた。【
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