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ID : 10490
公開日 : 2009年 2月13日
タイトル
浜田港のロシア産木材輸入落ち込む
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=510072004
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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浜田港の主要輸入品目・ロシア産材の二〇〇八年輸入額は、前年比21%減と大きく落ち込んだことが分かった。国内の住宅需要が落ち込んだことに加え、ロシアが昨年四月、原木の輸出関税を引き上げ、さらに 引き上げを検討することなどが原因。ロシアは一月、外国製自動車の輸入関税を引き上げており、ロシアの政策に浜田港の貿易関係者は大きな影響を受けている。
 浜田税関支署管内では三隅火力発電所で使用する石炭が輸入品目のトップで、木材は二位。木材の中でロシア産は九割を占める。同支署管内二〇〇八年の輸入総額(三百二十六億三千七百万円)のうち、ロシアからの 木材輸入額は二十四億八千九百万円。〇七年の三十一億五千百万円から大きく減り、輸入総額に占める割合も10%から7・6%に下落した。
 ロシアは、原木での輸出は付加価値が低いため、木材加工業の強化を目的に、原木の輸出関税の段階的な引き上げを実施。昨年四月、20%から25%に引き上げた。今年一月からは一気に80%にまで引き上げる予定 だったが、一年間延期した。
 浜田港に輸入されるロシア産材は主に合板用として使われている。境港と浜田港からロシア産材を多く輸入する島根県合板協同組合(松江市)は〇八年、ロシア産材を減らした。二見鎌次郎専務理事は「今後の輸出関 税の引き上げも予想され、アメリカ産材など、代替材への転換を進めることも考えなければならない」と話す。ただ、アメリカ産材は輸送費が高く、地理的に近いロシア産材との価格をにらみながらの調達が必要になると いう。
 外国製自動車の輸入関税引き上げをめぐっては、浜田港を代表する輸出品の中古車に影響が出ている。ロシアNIS貿易会(東京都)の斎藤大輔研究員は「原油価格の下落など世界的な景気後退受け、ロシア国内の経 済が低迷。政府が国内産業を強化する政策を進めている」と分析している。
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