ID : 1111
公開日 : 2006年 5月31日
タイトル
伝統の技「大割り」復活 手作業で巨木を製材 沼津
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新聞名
静岡新聞
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元URL.
http://www.shizushin.com/local_east/20060602000000000025.htm
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元urltop:
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写真:
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クスノキをのこぎりでひく職人=沼津市本
樹齢400年以上とみられる巨大なクスノキを製材用に分割する作業が、沼津市本の民家敷地内で進められている。木の香りが漂う中、職人が慎重にのこぎりをひく手作業が続く。
クスノキは長さ約6メートル、直径約1・8メートル、重さ約15トン。所有する製材業「大川銘木」(函南町)によると、元は神奈川県真鶴町内に自生していたが、平成16年秋の台風で倒れ、同社に渡った。
そのままでは大きすぎて機械に入らないため、大川栄1社長(70)の自宅に運搬。5月末、木を横に寝かせて真っすぐに切っていく「大割り」を始めた。大川社長は「これほどの木は最近はめったにない。大割りなどがで
きる職人も少なくなっている」と話した。
木は4分割され、さらに数年間乾燥させた後、高級住宅用の建材として加工するという。
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