ID　：　10390

公開日　：　2009年 2月　4日

タイトル

法隆寺：化粧直しへ　７０年ぶりに瓦を全面ふき替え

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/enta/art/news/20090205ddm012040014000c.html

元urltop:

写真:

　

　世界遺産・法隆寺（奈良県斑鳩町）大講堂（国宝）の屋根瓦の傷みが激しく、雨漏りの恐れもあるため、新年度から約７０年ぶりに全面的なふき替えをすることになった。１１年春の完成を目指し、早い時期に素屋 根で全体を覆う。工事中も内部の拝観は続ける。
　大講堂は金堂や五重塔（いずれも国宝）のある西院伽藍（がらん）の北方に位置する。平安時代に落雷で焼失し、９９０年に再建された。内部に薬師三尊像（国宝）が安置されている。
　県教委文化財保存事務所によると、大講堂は１９３８年に解体修理されたが、古い瓦が寒さで割れるなど劣化。軒先の木材に雨水がしみ込み、変色していた。ふき替えに伴い、傷んだ木材も交換し、外壁のしっくいを塗 り直すなど、大幅に化粧直しする。【

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