ID　：　10197

公開日　：　2009年 1月21日

タイトル

三重塔の木製模型、世界遺産・輪王寺に

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090120ddlk09040084000c.html

元urltop:

写真:

　

東照宮などに続き 　日光市今市の元大工で、木工芸品を製作している鈴木和明さん（７７）が輪王寺の三重塔の木彫模型を制作し、１９日、同寺に奉納した。東照宮、日光二荒山神社に続き、これで世界遺産の２社１寺すべてに寄贈した。
　三重塔は縦横４５センチ、高さ１４５センチ。直径１・２メートル、長さ７メートルのケヤキから約１年かけて完成させた。この日は菅原栄光門跡らが、感謝の気持ちを表す読経をあげ、祝った。
　鈴木さんは約２５年前の現役時代から、趣味で模型を作り始めた。父親が作っていた大八車を手始めに、日光二荒山神社の例祭である弥生祭で使われる花家体など、約５００点を作った。自宅で作品を一般公開すると ともに、五重塔や御所車などを県や市、オーストリアやイタリアの観光局にも寄贈してきた。
　「世界遺産の輪王寺に奉納できるとあって、張り合いがあった。多くの方に見てほしい」と鈴木さん。輪王寺は「大切にお祭りさせていただきたい」と話している。【

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