ID : 10173
公開日 : 2009年 1月16日
タイトル
木質ペレットの自動供給機開発へ
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新聞名
苫小牧民報
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元URL.
http://www.tomamin.co.jp/2009/tp090117.htm
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元urltop:
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写真:
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木材、木製品のイワクラ(本社苫小牧市、後藤英夫社長)は、木質ペレットの自動供給システムを開発している。灯油ストーブと同様に、外付けタンクから自動的にペレットを供給する。併せてペレットの専用輸送車
の開発も進めており、2010年度めどに実用化を目指す。
ペレットストーブは、10キロ袋で一日1―2回の補充が必要。この手間を省くため、タンクから自動的に供給できるよう、開発を進めている。
経済産業省新連携対策補助事業を受け、昨年11月から実験を始めた。木質ペレットの利用が一般化しているオーストラリアやスイス、北欧の先進地を参考にし、屋外に貯蔵するサイロ型のFRPタンク「ペレットサイロ」を
つくった。高さ3.5メートル、直径1.6メートル。最大容量1.5トン。屋内のペレットストーブとパイプでつなげ、内蔵スクリューが供給弁となりペレットが自動的に供給される仕組み。今後は一般家庭用も含め容量を1―3トンのほ
か色合いや形なども開発を進めている。システムの価格はサイロを含め15万円ぐらいを想定している。
同社管理部技術開発室の中出海室長は「ペレットストーブをさらに快適に利用してもらい、化石燃料をわずか1%でも木質系に置き換えられたら」と語り、「事業所だけでなく一般住宅にも定期的に供給できる体制を本道で
整えたい」と話している。
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