ID : 10025
公開日 : 2009年 1月 6日
タイトル
木くずとプラスチック原料の混合素材 ヤマハリビングテック
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新聞名
静岡新聞
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元URL.
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/newgoods/20090106000000000025.htm
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元urltop:
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写真:
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ヤマハリビングテック(浜松市西区)が本年度発売した木くずとプラスチックの耐水性、耐久性に優れた混合素材「ウッドプラスチック」の売れ行きが好調だ。2011年度には現在の10倍の生産、販売を目指す。
ウッドプラスチックは木材とプラスチックの長所を生かし、木材のような風合いとあらゆる形に成形できるのが特徴。既存のウッドプラスチックは木くずの比率が50%程度だが、同社は添加物や混ぜ方の工夫で比率を8
0%に高めることができ、天然木に近い見た目を実現した。
従来品より2割程度の低コストを実現したことに加え、利用者のニーズに合った原料の配合で、オーダーメードの素材を提供する。屋外用のウッドデッキ、自動車や住宅の内装材、サッシなどに活用できる。
同社は約6年前、システムキッチン、システムバス、玄関ドアに利用できる耐水性、耐久性に優れた素材を探すため、ウッドプラスチックの開発に着手した。技術の有効利用のため、素材を売り出した。
木くずは同社のシステムキッチン製造過程で月200―300トン排出される廃材。さらにウッドプラスチックは砕いて溶かすことで再びウッドプラスチックとなる“エコ素材”だ。ウッドプラスチックは現在月産10トンだが、
09年度には同50トン、11年度には同100トンとする考えだ。
同社品質保証部環境推進グループの伊藤弘和課長代理は「木くずに付加価値を付ける技術を開発できた。幅広い用途が見込まれる」として販売先を増やす。
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